「モリンガ」ハーブ・メディカルハーブ【作用・効果・効能】

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「モリンガ」について

奇跡の木:ミラクルツリー

モリンガはヒマラヤが原産で、インド、スリランカなど東南アジアに主に生息しています。
含まれる栄養素の種類、含有バランスがとても良く「ミラクルツリー(奇跡の木)」
とも呼ばれています。

種子、花、葉、根まで、全ての部分をさまざまな形で使用できる植物として知られるモリンガ。
各部位に高い薬効性や利用価値があることから、「ミラクルツリー」と呼ばれる以外にも、
「メディスンボックスツリー(薬箱の木)」「ツリーフォーライフ(生命の木)」など
さまざまな呼び方で愛されています。

・種子
高い殺菌作用のあるオイルが抽出され、美容関連やコスメに利用されています。
さやの状態で収穫し、茹でて重要な栄養源として食用にする地域もあります。

・花
アロマフレグランスとして使用されたり、
花茶は強壮剤としても飲まれています。

・葉
免疫力を上げる健康食品として粉状にしてサプリメント、
ハーブティーなどで摂取されています。

・根
リウマチの薬として使用されています。

・幹や樹皮
パルプやロープとしても利用されています。

スーパーフード

モリンガはポリフェノールを含み、抹茶やヨモギにも似た風味が特徴です。

近年ではモリンガが90種類以上の栄養素をハイスコアで含んでいることが分かり、
スーパーフードとしても注目されています。

免疫力を高める効果が注目され、健康食品として多く利用されています。

アーユルヴェーダからの観点

モリンガは、葉、種子、枝など全ての部分に高い栄養素を持ったハーブです。
アーユルヴェーダの伝統医学ではその有益性から、
良薬として、さらに美容や健康維持のために幅広く使用されてきました。

古来よりヴァータとカパのバランスをとり、また約300もの症状を予防するといわれ、
アーユルヴェーダでは重要なハーブの1つとされてきました。

基本データ

名前・・・・モリンガ
英名・・・・MORINGA
和名・・・・ワサビノキ、ミラクルツリー
科名・・・・ワサビノキ科
使用部位・・種子、花、葉、根まで全てとされる
抽出方法・・低温圧縮法など(種子)
香り・・・・ほぼ無臭
産地・・・・インド、スリランカなどの東南アジアや、ケニア、沖縄、九州

ハーブ「モリンガ」

ハーブとしての【作用・効果・効能】

作用
・殺菌作用
・浄化作用
・抗菌作用
・抗酸化作用

・神経安定作用

■効果・効能
・防虫
・消臭
・栄養源
・免疫力を上げる
・強壮剤

・血圧のコントロール
・ホルモンバランスのコントロール

植物の中でも並外れた栄養素と薬効効果があるモリンガ。
細胞の活性化を促し、体内毒素を外に出すデトックス効果に優れています。
また抗酸化作用にも優れていて美肌効果もあり、アンチエイジングにも期待ができるハーブです。

ハーブ:おすすめの使い方

モリンガーパウダーはそのままでドリンクや料理に使えてとても便利です。

■ハーブティー
 モリンガパウダーをお湯に溶かして出来上がりです。
 牛乳やアーモンドミルク、豆乳と混ぜたり、ハチミツなどを入れると飲みやすくなります。
 ティーバッグのものも手軽に使えておすすめです。

■料理
 スープ、パスタ、ヨーグルト、スムージー、ドレッシングなどに
 モリンガパウダーを混ぜるのも手軽でおすすめです。

■お菓子
 クッキー、パウンドケーキ、チョコレートなど、
 ヨモギや抹茶の代用として使うのもおすすめです。

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