2022年最新版 ファーストフードの有害性

添加物類

ファーストフードが体に良くないのは既にみなさんご存知かと思います。

カロリーやトランス脂肪酸(心筋梗塞や脳卒中など循環器系疾患のリスクを高める成分)
添加物や塩分摂取量、体に良くない食品の代表的だと思います。

しかし今回は皆さんにもっと有害な物質がファーストフードから検出されたというニュースになります。

フタル酸エステルについて

アメリカ、ジョージワシントン大学のミルケン公衆衛生研究所が2021年10月27日に論文を発表。「Journal of Exposure Science and Environmental Epidemiology」によると。

ハンバーガーをはじめとするファストフードには、発がん性、生殖毒性、内分泌撹乱物質ホルモン撹乱作用、不妊、小児期の学習障害、注意障害、行動障害などのリスクを高める可能性のあることが指摘されているフタル酸エステルなどの化学物質が含まれていることが、米ジョージ・ワシントン大学ミルケン公衆衛生学研究所のLariah Edwards氏らの研究から明らかになりました。

フタル酸エステルは、アルコールとフタル酸から合成される化合物の総称で、プラスチック製品を柔らかくするための可塑剤として広く使われています。

フタル酸エステルは、食品を扱う手袋やベルトコンベア、包装材、チューブなどに使われているが、こうしたプラスチック製品から化学物質が溶け出し、接触した食品に移行する危険性があります。

そこでEdwards氏らは、米テキサス州サンアントニオ市の複数のファストフード・チェーン店で、ハンバーガーやフライドポテト、チキンナゲット、チーズピザなどの食品を64点購入した。

また、食品を扱うときに使う手袋の未使用品も3点入手した。その上で、これらの食品や手袋を対象に、ガスクロマトグラフィー質量分析法により、フタル酸ベンジルブチル(BBP)やフタル酸ビス(2−エチルヘキシル)(DEHP)、フタル酸ジ-n-ブチル(DnBP)などのフタル酸エステルや、フタル酸エステルに代わる可塑剤(代替可塑剤)として使用が広がっているDEHT〔Di (2-ethylhexyl) terephthalate〕など11種類の化学物質の含有の有無を調べました。

その結果、11種類中10種類の物質がこれらの食品から検出された。注目すべきは、調査した食品の81.3%にDnBPが、70.3%にDEHPが含まれていた点です。

これらの化学物質はともに、ヒトの生殖に関わる問題と関連することが多くの研究で指摘されているほか、小児期の学習障害や注意障害、行動障害のリスクを高める可能性もあるとされています。

動物実験では、フタル酸エステルの発がん性や生殖毒性、内分泌撹乱物質としての作用などが報告されており、ヒトへの影響が懸念されています。

ファーストフードに限らず外食チェーンでの使用も懸念されています。

私たちの身体や意識は私たち自身で守っていかなくてはなりません。
そして未来の私たちはこうした日々の積み重ねから作られます。
環境問題や食品問題に関しては、これらの有害をAyurvedaや自然の力で少しでも解毒する方法も紹介していきます。

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