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病状、疾患別対処法

女性の不調として多いのが鉄分不足からくるもの

女性の不調として多いのが鉄分の不足です。生理の時に大量の血液が外に流れでることで、生理を迎える女性は質的栄養失調の状態にあると言えます。不足時は※モロヘイヤ、ほうれん草、プルーンなどを摂取。鉄分が豊富と言われていますが食べてもなかなか補うことは難しいかったりします。日本人の食生活は鉄分が少なく、添加物が多い現代では吸収も難しいです。

ほうれん草ならバケツ4杯分とも、、、、

例えば、皮膚を作るための材料は鉄分とタンパク質です。ヘモグロビンという言葉がありますが、

Hemeは(鉄) Globin は(タンパク質)です。

これだけ見ても鉄分の重要性を感じます。

鉄の不足によって起こりえる様々な症状としては?

イライラ
冷え性
神経過敏
肌荒れやニキビ
顔色が悪い
肩こり、腰痛、背中の痛み
むくみがある
動悸、息切れ
頭痛、頭重
月経の異常
注意力低下
不安定
湿疹ができやすい
立ちくらみ、めまい、耳鳴り
疲れやすい
風邪をひきやすい

これほど様々な症状が起こるのはなぜ?

①鉄が赤血球の重要な構成要素として酸素の運搬に関わっている。

②ミトコンドリア内でシトクローム酵素の構成成分としてATPの合成に重要な働きを負っている。

③鉄は抗酸化酵素(カタラーゼやグルタチオン・ペルオキシターゼなど)の構成要素となって活性酸素の消去に関わっている。

④神経伝達物質の生産に関わっている。

鉄は体内で様々な重要な役割を果たしています。

※血液検査では貧血を発見するのが困難

貯蔵鉄は欠乏しているのに、ヘモグロビンの値が正常なことも多いです。患貧血とは診断されないのに体調は悪く、薬も処方できない!という質的栄養失調の状態になっている方が非常に多くいます。

根本的な原因が鉄欠乏にあること、これらの症状に対応する医薬品や漢方を処方してもなかなか改善は見られません。
患者さんは「不定愁訴」と扱われてしまうこともあります。

鉄分を効果的に摂取するためには?

①ビタミンCも摂取。※ビタミンCは、非ヘム鉄の吸収率を高めてくれます。
無機鉄である非ヘム鉄は、還元物質であるビタミンCを同時に摂取することで吸収されやすくなります。
②ビタミンCと共にタンパク質を入れることによりヘモグロビンが生成されます。
タンパク質は代謝酵素を促すためにも必要な材料です。

※iherb link   Solgar, キレート鉄、100粒

Ayurvedaでの解決方法として

Ayurvedaではアセロラカレーリーフを用います。

ビタミンCも豊富であり、またカルシウムなどもしっかりと補給できます。

自炊が難しい場合はサプリメントが手軽です、食品から取れない分のサポートとして活用するのもいいかもしれません。

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