「フランキンセンス」精油・エッセンシャルオイル・キャリアオイル・効果と効能

アロマ

「フランキンセンス」について

黄金と同等の価値

「FRANC」=本物の
「INCENCE」=香り

フランキンセンスの名は「本物の香り」を意味する中世フランス語が語源といわれています。
別名「オリバナム」「乳香」とも呼ばれていて、
樹高3〜7m程度の低木、白や薄い紅色の花を咲かせます。

フランキンセンスは、カンラン科ボスウェリア属の樹木から採取される樹脂で、
樹皮より分泌される樹液に含まれる不揮発性の固形物質です。

スパイシーで奥深いウッディ調の香りに、
ほのかに果物のような甘い香りと酸味を含んだ奥深い神秘的な芳香を持つ天然香料です。

フランキンセンスは紀元前より薫香に用いられ焚かれていました。
新約聖書には、イエス・キリストの誕生を祝う品として、黄金、ミルラ(没薬)とともに捧げられたことで広く知られています。

フランキンセンスとミルラ(没薬)は、ともに古代の王族や貴族の社会において黄金と同等の取引をされていた歴史があり貴重なものとされていました。

現代においても大変珍重される天然香料の1つで、
アロマセラピーの精油やお香の原料によく使われます。

修復の樹脂・アンチエイジング

フランキンセンスは、中東などの乾燥した地域に生息しています。
地元の人たちは古くから肌の乾燥を防ぐために使用していました。

木の表面が傷つけられると、そこを修復するために樹脂が出てきます。
この「修復」する性質から、フランキンセンスは肌の細胞を再生して活性化するといわれています。

また、抗菌や防腐にも優れているといわれ、
近年では抗老化・抗酸化作用があるという研究結果も多く出ています。

そんなフランキンセンスは、アンチエイジングの代表的な美容原料としても注目されています。

アーユルヴェーダからの観点

アーユルヴェーダについてフランキンセンスは、古くからハーブ薬として使われていました。
・関節炎
・傷の治癒
・病原菌からの予防
・女性ホルモン系の不調改善
・脳神経を鎮静化
・呼吸器の不調改善
・肌の再生を活性化
などに効果があるといわれています。

大脳辺縁系、視床下部、松果体、脳下垂体に働きかける炭素ベースの成分が含まれており、
瞑想に誘導するハーブとしても古くから使われています。

基本データ

名前・・・・フランキンセンス、オリバナム
英名・・・・FRANKINCENCE
和名・・・・乳香
科名・・・・カンラン科ボスウェリア属
使用部位・・樹脂
抽出方法・・水蒸気蒸留法
系統・・・・樹脂系
香り・・・・スパイシーで奥深いウッディ調
産地・・・・種により異なる

フランキンセンスの樹脂は産地により生育する種が異なります。
種や産地により色や芳香の異なるフランキンセンスが採取されています。

■ボスウェリア・カルテリイ
産地:中東、アフリカ
最もポピュラーな種、一般的に乳香といえばこの種を指します。
スモーキーかつスパイシーなバルサムの香りに、ほのかに果物のようなの甘い香りと酸味を含んだ、
奥深い神秘的な芳香です。

■ボスウェリア・セラータ
産地:インド、マレーシア、中国など
カルテリイに比べライトで軽やかな香りが特徴です。

■ボスウェリア・パピリフェラ
産地:エチオピアなど
カルテリイに比べ渋味は少なく、より果物のような明るくライトな香りです。

■ボスウェリア・サクラ
産地:オマーン、イエメンなど
最も上質な乳香とされており高級品です。
カルテリイにも似た芳香ですが、よりフルーティーで奥深い芳醇な香りで、香り立ちもよく、
バランスに優れています。

■ボスウェリア・フレレアーナ
産地:ソマリアなど
カルテリイに比べよりスモーキーな渋みと胡椒様のスパイシーな香りが際立つ個性的な香りです。

■ボスウェリア:トゥリフェラ
産地はソマリア、ケニアなど
芳香は非常にカルテリイに似ています。

■ボスウェリア・ネグレクタ
産地:エチオピア・ケニア・ソマリアなど
カルテリイに比べ渋味は少なく、甘さのある樹木の香りの際立つ明るい香りです。

精油「フランキンセンス」

精油としての効果・効能

■身体への効果
・皮膚再生
・抗炎症
・去痰
・肌トラブル
・乾燥

・抗老化
・粘膜鎮静
・緊張感をほどきリラックス

フランキンセンスは「若返りのオイル」といわれています。
皮膚再生作用があり、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルに効果があります。
老化した肌に優れた効果を発揮するためエイジングケアに役立ちます。

またフランキンセンスは粘膜を鎮静し、リラックス効果により胸部の緊張をほどく作用もあるため、
呼吸器系の不調改善にも効果が期待できます。

■心への効果
・鎮静
・抗うつ
・リラックス
・緊張緩和
・心の波を静める

フランキンセンスのキーワードは「瞑想」といわれるように、
鎮静作用があり心の乱れを静めてくれる作用があります。
呼吸を深くし、落ち着きを取り戻し、心を静かに集中へと導いてくれます。

呼吸を深くして心を落ち着ける効果がある一方で、心を慰めて気持を高揚させる効果もあります。
鎮静と高揚、心を鎮静させながらゆっくりと強壮する、というバランスのとれた効能を持っています。

精油:おすすめの使い方

■ボディオイル:保湿
ホホバオイルやアーモンドオイルなどのキャリアオイルに0.5〜1%程度の濃度で希釈、
肌に塗れば肌トラブルを防ぎながらしっとりとした仕上がりになります。
ヘアオイルとしてもおすすめです。

<用意するもの>
・キャリアオイル(ホホバオイルアーモンドオイルなど)
フランキンセンス精油

<作り方>
①キャリアオイルの内容量の0.5〜1%の量でフランキンセンス精油を入れる
 精油1滴:0.05ml(メーカーにより若干上下)
 例:キャリアオイル100mlに対して、精油10滴(0.5%)精油20滴(1%)
②ゆっくりと混ぜ合わせて完成

■アロマデュフューザー:のどの痛み軽減
アロマデュフューザーで香りを拡散し、芳香浴がおすすめです。
フランキンセンスの香りが粘膜を鎮静し、胸部の緊張もほどいてくれます。
デュフューザーが無いときは、
お湯をはったコップに精油を2〜3滴ほど垂らして深呼吸をしてください。

■フェイシャルスチーム:のどの痛み軽減
のどがイガイガする、鼻づまりにはフェイシャルスチームがおすすめです。
薬効成分の蒸気を吸入することで、のどや鼻の粘膜が潤いラクになります。

<用意するもの>
フランキンセンス精油:2〜3滴
・お湯:適量(80℃前後)
・洗面器
・バスタオル

<吸入方法>
①洗面器にお湯とハーブ(または精油)を入れる
②洗面器を覆うようにバスタオルを頭からかぶる
③大きく深呼吸し、3〜5分程度蒸気を吸入する

■のどの痛み軽減(外出中など)
ハンカチやタオルに数滴染み込ませて、香りを楽しむこともできます。
咳が出そうなとき、のどに違和感があるときなど香りを嗅ぎながら深呼吸しましょう。
また、マスクに1滴ほど垂らし、呼吸をするのも効果があります。

■芳香浴:ヨガや瞑想時
アロマデュフューザーで香りを拡散し、芳香浴をしながらのヨガや瞑想もおすすめです。
呼吸をゆっくりさせる作用があり、心を静めてくれます。
タオルに数滴垂らし近くに置いても良いです。

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